さくらんぼの一大産地である山形では、さらなるさくらんぼの品質向上のために、独自に山形セレクションという基準を設け、日々、農家さんが切磋琢磨しています。
※山形セレクションは、山形の農産物の認定基準の一つ。
品 種 | 「佐藤錦」「紅秀峰」 |
等 級 | 「秀」以上 |
階 級 | 「L(22mm)」以上 |
甘 さ | 「糖度20度」以上 |
※市場で出回る、通常の佐藤錦の糖度は18〜20度で上物とされています。
>>参考サイト:山形セレクション「さくらんぼ」
山形独自の基準「山形基準」に基づいて厳選された山形セレクション。認定品の合計数量は、県内生産量の1%程度という狭き門。
その【山形基準】とは…
□高い品質
高品質な産品の生産、産品の厳選と安定供給
流通・販売における優位性の確保と品質管理の体制整備
□安全性・安心感への配慮
生産工程等における安全性の確保
消費者との交流による信頼性の確保
□山形の自然、歴史・文化の継承
地域資源の活用
□山形の技術・技法の伝承
立地条件に適した技術・技法の維持向上
□環境への配慮
環境に配慮した生産方法の導入
この認定は、期限付き、そして、毎年出荷時期に適合検査を行い、一次・二次審査を合格したものだけが出荷・販売されます。
その他にも、安定供給のための経営規模、事故などに対処できる体勢、やまがた農作物安全・安心取組認定制度、エコファーマー制度などの認証制度の中からも認証を受けていることなど、消費者にとって安心が見える生産者のみが認定されており、一つの判断基準になりますね。