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さくらんぼの種類

さくらんぼは、桜桃(おうとう)・桜坊・さくらんぼう等、様々な愛称で呼ばれますが、正式な名称としては「西洋実桜(せいようみざくら)」。さくらんぼは、バラ科サクラ属に属し、同じ属性のあんずやももなどとともに、中心に固い種があるため「ストーンフルーツ」と呼ばれます。


さくらんぼの品種は全世界で1350種以上といわれていますが、大きくは、

1.甘果桜桃(かんかおうとう)または西洋実桜(せいようみざくら)

2.酸果桜桃(さんかおうとう)または西洋酸実桜(せいようすみのみざくら)

3.中国桜桃または支那実桜(しなのみざくら)

の3系統に分けられます。


日本で栽培されているさくらんぼは約30種前後で、そのほとんどが甘果桜桃。酸果桜桃は、主に加工用に用いられています。

基本的にさくらんぼは、同じ品種のさくらんぼの木だけでは実がならないため、果樹園では、受粉用に他品種のさくらんぼの木(受粉樹)を一緒に植えます。そのため、人工的に交配させた品種の他、偶然にできた交配種もあります。

さくらんぼの花

偶然にできたさくらんぼの品種でも、さらに交配を行うことで、新しい品種のさくらんぼも増えています。

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